TBSのアナウンサーとして『THE TIME’』『THE TIME,』などに出演している多田成美さん。
新人アナウンサーでありながら、カメラの前でどこか落ち着いて見えるため、「以前から芸能活動をしていたの?」「大学や高校はどこだった?」と気になった方もいるのではないでしょうか。
実は多田成美さんは、中学生のころから芸能活動をしています。
中学1年生でファッション誌『nicola(ニコラ)』の専属モデルになり、その後はNHK Eテレ『すイエんサー』にも出演。大学時代までテレビの世界と関わりながら、2026年にTBSへ入社しました。
そして、学歴としては日本女子大学人間社会学部を卒業していることが分かっています。
一方で、高校と中学校の具体的な学校名、大学の学科については、現在確認できる公表情報では明らかになっていません。
- 多田成美さんの大学と学部
- 高校・中学校の公表状況
- ニコラモデルや『すイエんサー』時代
- 大学時代のアルバイトと子どもとの関わり
- TBSアナウンサーを目指したきっかけ
多田成美の学歴を先に整理
まず、多田成美さんの学歴について、現在分かっているところを整理しておきましょう。
大学は本人へのインタビューなどから確認できますが、高校と中学校は非公表です。
- 大学は日本女子大学人間社会学部を卒業
- 2022年4月には本人が「大学生になりました」と報告
- 高校名は公表されていない
- 中学校名も公表されていない
- 中学1年生でニコラモデルに選ばれた
- 大学卒業後の2026年にTBSへ入社
| 時期 | 学歴 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 中学時代 | 学校名は非公表 | ニコラモデル、『すイエんサー』出演 |
| 高校時代 | 学校名は非公表 | ニコラ卒業、『すイエんサー』継続 |
| 大学時代 | 日本女子大学人間社会学部 | 塾でアルバイト、アナウンサーを志望 |
| 大学卒業後 | TBS入社 | 『THE TIME’』『THE TIME,』などに出演 |
こうして見ると、中学から大学までの間に、学校生活と芸能活動を長く両立していたことが分かります。
現在の多田成美さんを知るには、大学名だけでなく、この学生時代の過ごし方も一緒に見ていくと分かりやすいですね。
学校名の推測には注意
日本女子大学には附属校がありますが、多田成美さんが附属中学校・高等学校に通っていたと確認できる情報はありません。大学の具体的な学科も公表されていないため、確認できない部分は無理に断定しないほうがよさそうです。
大学は日本女子大学人間社会学部
多田成美さんの最終学歴は、日本女子大学人間社会学部卒業です。
2003年6月24日生まれで、2022年4月には本人が大学生になったことを報告しています。そのため、2022年春に大学生活を始め、2026年春に卒業した流れと考えてよさそうです。
ただし、確認できるのは人間社会学部までです。具体的にどの学科に在籍していたのかは公表されていません。
多田成美さんは子どもや教育分野への関心を明かしていますが、それだけで教育系の学科だったと考えるのは早いでしょう。
高校と中学校の学校名は分かっていない
多田成美さんの高校と中学校については、学校名を確認できる公表情報がありません。
東京都出身であることは分かっていますが、そこから特定の学校へ結びつけることもできません。
「日本女子大学を卒業しているなら、日本女子大学附属高校や附属中学校だったのでは?」と思う方もいるかもしれません。
ただ、大学への進学先と中学・高校の出身校は別の話です。内部進学だったことを示す本人発言や公式情報は確認されていないため、高校と中学校については非公表と見るのが自然です。
多田成美の大学時代|日本女子大学で学びながら子どもと関わる仕事も
多田成美さんの学生時代の中でも、現在の仕事につながる経験が多いのが大学時代です。
大学で学ぶ一方、『すイエんサー』への出演が続いていた時期もあり、子どもたちが通う塾でも長くアルバイトをしていました。
そしてこのころまでに、「伝える仕事」であるアナウンサーを目指す道へ進んでいきます。
2022年春に大学生活をスタート
本人は2022年4月に、SNSで大学生になったことを報告しています。
その約1か月前には、髪について触れた投稿の中で「受験期間」という言葉も使っていました。
どのような入試方式で日本女子大学へ進んだのかまでは分かっていません。一般選抜だったのか、推薦や総合型選抜だったのかについても公表情報はありません。
ただ、「受験期間」を過ごしたあとに大学生になったという本人の投稿から、高校卒業から大学進学へ向けて進路に向き合っていた様子はうかがえます。
大学時代は塾で3年以上アルバイト
大学生活について特に興味深いのが、アルバイトの話です。
多田成美さんはTBSの新人アナウンサー研修日誌で、大学生のころに未就学児から中学生までが通う塾で3年と少しアルバイトをしていたと明かしています。
大学4年間の大部分で、子どもたちと日常的に接していたことになります。
「元ニコラモデル」という華やかな経歴だけでなく、学業やアルバイトをしながら進路を考えていた大学生としての一面も見えてきます。
子ども好きになったきっかけには6歳下の弟の存在
多田成美さんには、6歳下の弟がいます。
本人は弟との年齢が少し離れていたことから子どもと接することが好きになり、教育分野にも関心を持つようになったと話しています。
そこへ大学時代の塾アルバイトが重なります。弟と過ごす家庭での経験だけではなく、仕事としても未就学児から中学生まで幅広い年代の子どもたちと接していたわけです。
この流れを見ると、現在「教育番組にも挑戦してみたい」と話しているのも自然に感じられます。
大学1年生のころまで『すイエんサー』に出演
大学へ入ったあとも、すぐに芸能活動を終えたわけではありません。
NHK Eテレ『すイエんサー』は2023年3月に終了しており、多田成美さんも最終回まで「すイエんサーガールズ」の一人として出演しています。
2022年春に大学生になったことを考えると、大学1年生の終わりごろまで番組に出演していたことになります。
中学生から出演していた番組ですから、多田成美さんにとっては学生時代を長く一緒に過ごした場所だったのでしょう。
多田成美がアナウンサーを目指したきっかけ
多田成美さんの学歴を調べていると、「元モデルなのに、どうしてアナウンサーを選んだの?」という疑問も出てきます。
ここは本人がかなりはっきり話しています。
長く出演していた教育番組での経験が、現在の仕事を目指す大きなきっかけになりました。
過去に出演したNHKの教育番組で、子どもたちにどう楽しんでもらうかをスタッフと一緒に考えた経験に大きなやりがいを感じ、「伝える仕事」に魅力を持つようになったと本人が振り返っています。
教育番組の番組づくりに大きなやりがいを感じた
多田成美さんが長年出演していたNHKの教育番組といえば『すイエんサー』です。
出演するだけではなく、「どうしたら子どもたちに楽しんでもらえるのか」を考えながら番組づくりに関わった経験が、伝える仕事への興味につながったようです。
この話を知ると、ニコラモデルからアナウンサーへ進んだ流れも分かりやすくなります。
「人前に出ることが好きだから」というだけではなく、相手にどう伝わるかを考えることそのものに面白さを感じたのですね。
『すイエんサー』の台本なしロケも今につながっている
『すイエんサー』での経験をもう少し振り返ると、アナウンサーとの共通点も見えてきます。
多田成美さんは14歳のころ、番組ロケについて、事前に教えられるのは参加メンバーや集合時間などだけで、詳しい内容を知らないまま現場へ向かうことがあったと話していました。
しかも台本はありません。最初は何が起こるか分からず怖かったそうですが、徐々に慣れて「ワクワク」するようになったと振り返っています。
撮影中には、その場で自分が思ったことを話していたそうです。
生放送や中継では、予定通りに進まないこともあります。教育バラエティーとニュース番組では仕事内容が違いますが、中学生のころから「その場で考えて、自分の言葉にする」経験を積んでいたことは、今の仕事にもどこかでつながっていそうですね。
TBS Voiceでアナウンサーを目指す準備も
大学時代からTBS入社までの間には、アナウンサーになるための準備もしていました。
TBSのアナウンススクール「TBS Voice」の2026年内定実績には、多田成美さんの名前が掲載されています。
ただ、いつから通っていたのか、どの講座を受けていたのかまでは掲載されていません。
そのため「大学○年生から通い始めた」といった細かな時期までは分かりませんが、芸能活動の経験だけに頼らず、アナウンサー採用に向けた準備も重ねていたことは分かります。
TBSの内定を知ったときは涙
TBSから内定の連絡を受けたとき、多田成美さんは「泣きました」と明かしています。
最初に連絡したのは父親だったそうです。
父親はTBSラジオが好きで、多田成美さんがTBSに入り、ラジオの仕事をする姿も楽しみにしていたのだとか。
中学生のころからテレビの仕事をしていたとはいえ、「放送局のアナウンサーとして働く」という夢はまた別のものです。内定の知らせで涙が出たという話からも、大学時代にかなり思いを込めて就職活動へ向き合っていたことが伝わってきます。
多田成美の高校はどこ?学校名は非公表
多田成美さんの高校については、現在も学校名が分かっていません。
ただ、高校時代にはニコラモデルを卒業するという大きな節目がありました。その一方で『すイエんサー』への出演は続いており、仕事と学校生活を並行していたことが分かります。
日本女子大学附属高校という情報は確認できない
日本女子大学には附属高等学校があるため、多田成美さんについても「附属高校だったのでは?」と考える人はいるかもしれません。
ただし、多田成美さん本人が附属高校出身だと公表した記録や、学校側の紹介などは確認できません。
さらに高校卒業期には、本人が「受験期間」という言葉を使った投稿もしています。
これだけで入試方法まで判断することはできませんが、少なくとも「日本女子大学卒業だから附属高校からそのまま内部進学した」と決める材料にはなりません。
高校2年生のころにニコラを卒業
多田成美さんは、2020年5月号をもってニコラモデルを卒業しています。
本人も当時、ニコラを卒業することと、約3年半活動してきたことを報告しています。
2003年6月生まれなので、このころは高校2年生になる年代です。
中学校へ入って間もないころから続けてきた活動が、高校生活の途中で一区切りを迎えたことになります。
卒業時の言葉では、読者やスタッフ、ニコラモデルの仲間たちへの感謝が目立ちます。華やかな卒業というより、周囲とのつながりを大切にしていたことが伝わる内容でした。
高校時代には普通にテストにも追われていた
モデルやテレビの仕事をしていると、学校生活はあまり送っていなかったのではと思うかもしれません。
ところが、当時の本人投稿を見ると、きちんと学生らしい一面もあります。
高校年代には、テストが終わって驚くほど寝てしまったという内容も投稿しています。
仕事がありながら、学校の試験にも向き合っていたのでしょう。
ネット上には「高校最後のテストで10教科中9教科が平均点を超えた」とする情報もありますが、元の投稿を現在直接確認しにくいため、ここでは確定情報としては扱いません。
高校卒業後は友人と卒業旅行へ
高校卒業後には、高校の友人たちと卒業旅行へ行ったことも本人が投稿しています。
中学から芸能活動をしていた多田成美さんですが、学校の友人との関係もしっかり続いていたことが分かります。
テレビで仕事をする時間と、友人たちと過ごす学生生活。その両方があったことを知ると、少し身近な印象になりますね。
多田成美の中学校はどこ?中学1年生でニコラモデルに
中学校についても、学校名そのものは公表されていません。
ただ、多田成美さんの人生が大きく動き始めたのは、まさに中学時代です。中学1年生で人気ファッション誌のモデルになり、その翌年にはテレビ番組への出演も始まりました。
約1万3000通の応募から4人に選ばれた
2016年夏に行われたニコラモデルオーディションで、多田成美さんは新しいニコラモデルに選ばれています。
この年は約1万3000通の応募から4人が選出され、多田成美さんは「東京都出身・中学1年生」と紹介されていました。
- 多田成美さん
- 濵尾咲綺さん
- 青井乃乃さん
- 若林真帆さん
中学1年生で大きなオーディションを通過し、そこからモデルとしての活動が始まりました。
学校に通いながら撮影の現場へ足を運ぶ生活になったわけで、中学生としてはかなり大きな環境の変化だったはずです。
中学2年生から『すイエんサー』へ
2017年4月には、『すイエんサー』の新メンバーになりました。
当時の多田成美さんは、昔から番組を見ていて、オーディションに受かったことをとても喜んでいたと話しています。
面白いのは、理科が得意だったから出演したわけではないことです。
本人は当時、理科がかなり苦手で、学校のテストでも点数が低い教科だと率直に明かしていました。
それでも番組の実験は楽しく、以前学んだことを別の実験に応用できる場面もあったそうです。
苦手だから距離を置くのではなく、面白い方法なら挑戦してみる。そんな柔らかさが中学生のころからあったことが伝わります。
内容を知らされないロケにも慣れていった
『すイエんサー』では、ロケ内容をほとんど知らされないまま現場へ行くこともありました。
最初は怖かったものの、やがて「何をするんだろう」とワクワクする気持ちに変わったそうです。
未知の状況に最初から強かったわけではなく、不安を感じながらも経験を重ねるうちに楽しめるようになったのですね。
テレビを見た学校の友人からLINEが続々
『すイエんサー』への出演を見た学校の友人から、LINEで次々と連絡が来たこともあったそうです。
「出てない?」と驚かれたことを、本人が楽しそうに振り返っています。
芸能活動を始めても、学校では同年代の友人と普通に付き合っていた様子が伝わってきます。
幼少期から学生時代まで15年間続けたクラシックバレエ
学歴そのものではありませんが、多田成美さんの学生時代を知るなら、クラシックバレエも外せません。
本人は15年間バレエを習っていたと明かしており、幼少期からかなり長く続けています。今の多田成美さんの粘り強さを感じられるエピソードでもあります。
バレエを始めた理由は「お昼寝できなかったから」
バレエを始めたきっかけは、少し意外です。
保育園のお昼寝の時間になっても体力が余っていて寝つけなかったため、母親が「もっと体を動かしたら眠れるのでは」と考え、祖母の家の近くにあったバレエ教室へ通わせたそうです。
ところが、バレエを始めたあともお昼寝には一度も成功しなかったのだとか。
幼いころからかなり元気で、エネルギーのある子どもだったようですね。
そして、偶然のようなきっかけで始めたバレエを15年間続けたことのほうが、今となっては印象的です。
小学5・6年生では吹奏楽部にも所属
小学生のころには、吹奏楽部にも入っていました。
小学5年生と6年生でクラリネットとバスクラリネットを演奏していたと本人が明かしています。
バレエだけでなく、音楽にも触れていたのですね。
この経験は2026年、TBSアナウンサーとして『こども音楽コンクール』の司会を担当したときにも本人が振り返っています。
小学生のころの吹奏楽、大学生のころの塾アルバイト、そして社会人になってからの子どもたちの音楽コンクールの司会。かなり離れた時期の経験が、思わぬところでつながっています。
多田成美の学生時代を時系列で振り返る
ここまでの流れをまとめてみると、多田成美さんは学生生活のかなり長い期間を、学校と表現活動の両方に使ってきたことが分かります。
モデルだけ、勉強だけという過ごし方ではなく、その時々でいくつもの経験を重ねてきました。
- 幼少期:クラシックバレエを始め、15年間続ける
- 小学5・6年生:吹奏楽部でクラリネットなどを担当
- 2016年:中学1年生でニコラモデルに選ばれる
- 2017年:『すイエんサー』への出演をスタート
- 2020年:高校年代で約3年半活動したニコラを卒業
- 2022年:大学生になったことを本人が報告
- 2023年:大学1年生年代で『すイエんサー』が終了
- 大学時代:子どもたちが通う塾で3年以上アルバイト
- 大学時代:アナウンサー就職に向けて準備
- 2026年:日本女子大学人間社会学部を卒業してTBS入社
こうして並べると、「元モデルがアナウンサーになった」という一言だけでは少し足りないことが分かります。
モデルとして見せる経験をし、教育番組で考えて話し、大学時代には子どもと接する仕事を続けました。その中で「人に伝える仕事」に魅力を感じ、アナウンサーを選んでいます。
学歴や学生時代から見える多田成美の性格
学校名だけでは、その人がどんな学生だったかまでは分かりません。
多田成美さんの場合は、中学生のころのインタビューとTBS入社後の本人発言を比べてみると、昔から変わっていない部分がいくつか見えてきます。
長くコツコツ続けるのが得意
学生時代の経歴でまず目につくのは、何かを長く続けていることです。
- クラシックバレエを15年間継続
- ニコラモデルを約3年半
- 『すイエんサー』に中学から大学年代まで出演
- 大学の塾アルバイトを3年あまり継続
本人も、自分の強みとして、興味を持ったことには熱心に取り組めるところを挙げています。
いきなり何でも器用にできるというより、続けながら自分のものにしていくタイプなのかもしれません。
自分の苦手な部分もわりと素直に話す
多田成美さんの発言を追っていると、「できないこと」をあまり格好よく隠していないのも印象的です。
中学生のころには理科が苦手だと話し、TBS入社後には自分の声や発声についての悩みも明かしています。
もともと少しハスキーな声質で、以前はクリアな声を出そうとしていたそうです。
ところが、先輩アナウンサーからハスキーな声も魅力だと伝えられ、今はその声を生かしながら磨くことを意識しています。
弱点をなくして別の人のようになるのではなく、自分の特徴を理解して伸ばそうとしているところに、多田成美さんらしさが感じられます。
不安があっても準備しながら前へ進む
テレビ経験が長いため、「アナウンサー研修も余裕だったのでは」と思ってしまいそうですが、実際はそうではありませんでした。
2026年9月に公開された研修日誌で、多田成美さんは、研修が始まったころは同期の中で一番声量が出ず、周囲と比べてしまう日々だったと振り返っています。
災害対応研修では、人の命に関わる仕事だと実感し、「自分に務まるのだろうか」と考え込むこともあったそうです。
中学生からテレビに出てきた人でも、アナウンサーという仕事ではまた一から学ばなければならなかったのですね。
過去の経験があるから何でも簡単にできるのではなく、経験を土台にしながら、新しい仕事ではまた練習を重ねているようです。
学生時代の経験は現在のアナウンサー業にどう生きている?
学歴を振り返る面白さは、「どこの学校だったか」が分かることだけではありません。
そこでどんな経験をし、それが現在にどうつながっているのかを見ると、その人の仕事ぶりも少し理解しやすくなります。
多田成美さんの場合は、学生時代の経験が現在の仕事にかなり分かりやすくつながっています。
中学生からカメラの前に立ってきた経験
ニコラモデルになったのは中学1年生です。
その後、高校年代まで約3年半モデルを続け、テレビ番組にも出演していました。
モデル経験があるからニュースを読める、という単純な話ではありません。
ただ、大勢のスタッフがいる撮影現場に慣れることや、カメラを向けられた状態で自然に振る舞うことは、中学生のころから経験しています。
新人アナウンサーとして登場したときに「テレビ慣れして見える」と感じた人がいたのは、この経歴も関係しているのでしょう。
「伝えること」は現在も研修の中心
『すイエんサー』を通して伝える仕事に興味を持った多田成美さんですが、TBS入社後も「伝えること」を改めて学んでいます。
新人研修では、発声だけでなく原稿読みやフリートークにも取り組んでいます。
本人は、原稿の文字をただ追うのではなく、内容を理解して聞き手へ届けることを意識しているそうです。
一方で、伝えることに集中すると、今度は発声で習ったことがうまくできなくなることもあると振り返っています。
「伝える仕事に魅力を感じてアナウンサーを目指した人」が、実際にアナウンサーになってからも、伝え方の難しさと向き合っている。その流れは少し興味深いですね。
大学時代の塾経験が子どもと関わる仕事へ
大学時代に3年以上、塾で子どもたちと接していた多田成美さん。
TBS入社後には、研修の一環で保育園を訪れ、0歳から2歳の子どもたちへ紙芝居を披露しています。
紙芝居では、ただ文章を読むのではなく、子どもたちが話の内容を分かりやすく感じられるよう工夫したそうです。
教育番組で「どうしたら子どもに楽しんでもらえるか」を考えた学生時代と、どこか重なりますね。
小学生時代の吹奏楽経験も仕事につながった
さらに2026年には、『こども音楽コンクール』の地区大会で司会を担当しました。
このとき本人は、大学時代の塾アルバイトと、小学生時代に吹奏楽部でクラリネットやバスクラリネットを演奏していた経験の両方を振り返っています。
子どもが好き。音楽も好き。そして現在はアナウンサー。
学生時代には別々だった経験が、社会人になって一つの仕事で重なった形です。
多田成美の現在と今後|教育や福祉への関心も
2026年にTBSへ入社した多田成美さんは、まだアナウンサーとして歩き始めたばかりです。
一方で、本人が今後やってみたい仕事については、すでにいくつか方向性を話しています。
教育番組に挑戦してみたい
多田成美さんは、6歳下の弟や大学時代のアルバイトを通して子どもと接する機会が多かったことから、教育分野への関心を明かしています。
将来は教育番組のような仕事にも挑戦してみたいそうです。
自身も長く子ども向け教育番組に出演し、大学時代には塾で子どもたちと接していました。
経験してきたことを、今度はアナウンサーという違う立場から生かせる可能性があります。
将来は教育や福祉を取材したい
より長い目で見た目標としては、教育だけでなく福祉分野にも関心があります。
将来、教育や福祉について取材し、多様性への理解につながる発信にも関わっていきたいという思いを持っています。
学生時代から子どもたちに「どうしたら楽しんでもらえるか」と考えてきた経験が、今後はより広い社会のテーマへつながっていくのかもしれません。
大相撲やスポーツの仕事にも意欲
教育だけではなく、スポーツにも興味を持っています。
多田成美さんの趣味の一つは大相撲観戦です。
今後やってみたい仕事として、スポーツコーナーや大相撲の取材も挙げています。
- 教育番組
- 教育や福祉分野の取材
- スポーツコーナー
- 大相撲に関する取材
どの道へ進むとしても、中学生から続けてきた「人前に立つ経験」と「自分の言葉で伝える経験」は生きてきそうです。
多田成美の学歴についてよくある疑問
多田成美さんは大学だけがはっきり公表されているため、中学や高校についてはいろいろな推測も出やすくなっています。
ここでは、分かっていることと分かっていないことをまとめて確認しておきましょう。
多田成美の学歴は日本女子大学人間社会学部|学生時代の経験が今の仕事につながっている
多田成美さんの学歴について、確実に確認できる最終学歴は日本女子大学人間社会学部卒業です。
一方、高校と中学校の学校名、大学の具体的な学科については公表されていません。
ただ、多田成美さんの場合は「どこの学校だったのか」だけでは見えてこない学生時代があります。
中学1年生で約1万3000通の応募からニコラモデルに選ばれ、その翌年には『すイエんサー』へ。理科が苦手だと話しながらも、台本のないロケを楽しみ、自分で考えて話す経験を重ねました。
高校では約3年半続けたニコラを卒業し、『すイエんサー』には引き続き出演。大学へ進んだあとも番組との関わりは続き、大学時代には子どもたちが通う塾で3年以上働きました。
そして、教育番組の制作に関わる中で「どうすれば子どもたちに楽しんでもらえるか」を考えたことに大きなやりがいを感じ、伝える仕事であるアナウンサーを目指すようになります。
大学は日本女子大学人間社会学部。高校・中学校は非公表です。
そして学校名以上に印象的なのが、中学生から続くモデル・テレビ出演、大学時代の子どもとの関わり、アナウンサーになるための準備です。
こうして振り返ると、「元モデルからアナウンサーへ」という華やかな肩書きだけでは少し説明が足りません。
15年間続けたクラシックバレエ、中学生から続けたテレビ出演、大学時代の塾アルバイト、そしてアナウンサーになるための学び。
多田成美さんは、一つひとつの経験を長く積み重ねながら、今の仕事へたどり着いています。
TBS入社後も、すべてが順調だったわけではありません。新人研修では声量が出ないことに悩み、災害対応研修では、言葉が人の命にも関わる仕事だという責任の重さに不安を感じたことも明かしています。
それでも、自分のハスキーな声も一つの個性として受け止めながら、発声や原稿読みを一から練習しています。
学生時代からテレビの世界を知っているからこそ、アナウンサーになって初めて見えた難しさもあるのでしょう。
これから教育や福祉、大相撲を含むスポーツなど、本人が興味を持つ分野で取材や番組出演が増えていけば、学生時代に重ねてきた経験がさらに生きる場面も増えそうです。
「日本女子大学人間社会学部卒」という学歴の先に、中学時代から続いてきたたくさんの経験がある。
そこまでたどってみると、多田成美さんがなぜ今アナウンサーという仕事を選んでいるのかも、すっとつながって見えてきます。
